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京都市発達障害者支援センター「かがやき」

kagayaki

京都市発達障害者支援センターは、発達障害のある方とそのご家族が、地域で安定して生活できるようにいろいろな事業をおこなっています。
発達特性の評価(アセスメント)では、一人ひとりの「強み・得意」と「弱み・苦手」を探ります。相談・就労支援では、聴き取りや評価結果をもとにくらしや働き方の工夫を一緒に考えます。そして、発達障害について、広く、正しく知ってもらうための研修会や、催しなどをおこないます。

当センターは、発達障害者支援法に基づき「相談支援」「就労支援」「発達支援」「普及啓発・研修」の4つの機能を併せ持つセンターとして、2005年11月に開設された京都市の公的機関です。京都市の委託を受け、京都総合福祉協会が業務運営しています。

※令和6(2024)年1月より、中京区壬生東高田町の「COCO・てらす」1階に移転しました。(Photo by Blitz Studio)

事業概要

  • 事業方針
    発達障害者支援法第2条第2項に規定する発達障害者に対する支援を総合的に行う地域の拠点として、発達障害者及びその家族からの相談に応じ、適切な指導又は助言を行うとともに、関係施設等との連携等により、発達障害者及びその家族の福祉の向上を図ることを目的とします。
  • 対象
    【相談支援・就労支援】18歳以上の京都市在住で発達障害の診断のある方と、そのご家族および関係機関
    発達障害の診断のない方のご利用に関しましては、一度お問い合わせください。
    【発達支援】 18歳未満で児童福祉センター・第二児童福祉センターから紹介を受けた方(※保護者向け学習会の参加条件は案内チラシでご確認ください)
  • 事業内容
    1 )発達障害者及びその家族等に対する相談支援
    2 )発達障害者に対する就労支援
    3 )発達障害児及びその家族に対する発達支援
    4 )関係施設・関係機関に対する普及啓発及び研修
  • 職員体制
    ()内は常勤換算
    管理者 : 1名
    相談支援員 : 17(16)名
  • 苦情解決責任者
    村松 陽子(センター長)
  • 苦情受付担当者
    給田 伸枝(副センター長)
  • 開設日
    2005年11月

特色

どんなことをしているの

◆相談支援

発達障害のある方が日常生活を営むにあたりお困りになっていることについて関係機関と連携して支援します。(予約制)どのような工夫をすれば日常生活がしやすくなるのか、また周囲の人はどのような支援をすればよいのかを知るために、面談や検査などを通して、障害特性の評価を行います。その上で、障害特性に基づいた支援のあり方をご本人やご家族・関係機関に提案させていただきます。

◆就労支援

発達障害のある方がその特性に合った就労ができるように、関係機関と連携して支援します。(予約制)
ご本人との面談や実際の作業を通して、障害特性の評価を行います。その上で、障害特性に合った「働き方」を一緒に考えていきます。
ただし、仕事のあっせんは行っておりません。

※関係機関の皆様へ
利用者様をご紹介いただく場合は、利用者様の状況や紹介目的等を事前にお伝えいただきますようお願いします。情報は支援の参考にさせていただきます。

 

利用の流れ(18歳以上の方)

◯まずはお電話ください。相談は予約制です。
予約時にお伺いする事項をあらかじめご準備いただけると、スムーズです。

◯ご利用にあたって、よくあるQ&Aをまとめました。こちらもご覧ください。

1 ) 相談予約

tel : 075-950-0378
平日9:00〜12:00 / 13:00〜17:00(年末年始を除く)

2 ) インテーク

お困りごとなど、相談したい内容を伺います。
※相談内容により、他機関をご案内することがあります。

3 )初回面談

継続面談の必要な方は来所していただき、
さらに詳しくお話を伺います。

4 )支援方針の検討

スタッフで支援の方針を検討します。

5 )支援

相談支援 就労支援

※18歳未満の方の相談は下記にて対応しております。

南区と伏見区以外にお住まいの方

児童福祉センター tel : 075-950-1232

南区と伏見区にお住まいの方

第二児童福祉センター tel : 075-612-2700

 

 

◆発達支援

保護者向け学習会

講義や先輩保護者のお話から、障害特性の理解を深め、支援の土台となる考え方を学びます。
※参加条件は案内チラシでご確認ください。
《!》案内チラシ・申込用紙、講座一覧の他媒体への転載はご遠慮ください。

2020年7月より、一部講義の動画配信もスタートしました。

 

特性アセスメント

子どもの障害特性を正しく理解し、保護者とそれを共有すること、そして家庭や学校・地域での支援につなげることを目的とした半年間の評価プログラムです。
※児童福祉センター・第二児童福祉センターから紹介を受けた方が対象です。

 

◆普及啓発・研修

発達障害についての正しい理解や支援を広げるためのとりくみを行っています。

市民向け公開講座

発達障害について広く市民の皆様に知っていただくことを目的に、その時々のタイムリーなトピックを取り上げます。

市民研修会(大人の発達障害)

大人の発達障害とその支援、診断を受けることの意味、就労支援の社会資源、「かがやき」の就労支援事例等などを学ぶ学習会です。
参加できる方 : 京都市内にお住まいで、発達障害の理解や当事者への配慮を考えたい方。
※年間を通じて複数回開催しますが、「基礎編」および「就労編」の研修内容は、それぞれ毎回同じ内容です。詳しくは案内チラシをご確認ください。
《!》案内チラシ・参加申込書の他媒体への転載はご遠慮ください
ご参加が困難な方に、講義内容を収録したDVDの貸出を行っています。
※貸出ご希望の方は、当センターまでお問い合わせください。

 

その他

講師派遣、研修生の受け入れ
ガイドブック「発達障害ってなんだろう?」の配布
ホームページへの掲載など

ガイドブック「発達障害ってなんだろう?」

 

 

コンサルテーション

発達障害の方が所属する福祉施設・支援機関などからの依頼に基づき、訪問による研修や現場指導を通じて、評価や支援方法についてのアドバイスなどを行います。

◇令和2(2020)年度 施設コンサルテーション事業 事業実施報告書

◇令和3(2021)年度 施設コンサルテーション事業 事業実施報告書

◇令和4(2022)年度 施設コンサルテーション事業 事業実施報告書

 

行動障害支援事業者向け研修動画(準備中)

行動障害のある知的障害・発達障害の人を支援する事業者の方に向けて、支援の土台となる知識や考え方をお伝えするために研修動画を作成しています。
これから行動障害のある人を受け入れる際や、ちょっと立ち止まって日々の支援をふりかえり、関わりを考える際にお役立てください。

 

京都市版「個別支援ファイル」

発達障害のある方、または発達に関して心配のある方が、進級・進学や社会に出るときなど、成長に応じて環境が新しくなるときのとまどいや不安を減らし、切れ目のない支援を受けられるようにすることを目的としています。
学校・園や福祉サービス等の事業所へ、ご本人の様子などを適切に伝えることができるよう、ご本人に関する情報を集約するためのツールです。

ファイルやシート類の使い方・書き方、ファイルやシート類を用いた情報共有についてのご質問は、お電話にてお受けしております。
tel : 075-950-0378

 

「苦情申出窓口」の設置について

 

関連団体へのリンク

京都市発達障害者支援センター「かがやき」の地図

累計

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