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職員からのメッセージ

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丸橋 凱士 / 京都障害者就業・生活支援センター

丸橋 凱士

1 )京都総合福祉協会を就職先に選んだ理由はなんですか。

社会福祉分野で働くことは決めていましたが、就職先を決めるとなると分野を高齢分野障害分野、児童分野にするか迷っていました。しかし、大学の就職説明会でいくつかの法人の説明会を聞きに行った際、一つの法人でこんなにも多種多様な事業所があることに驚きました。一つの法人で多くの分野に関わることができるということに非常に大きな魅力を感じて、最終的に京都総合福祉協会に就職することを決めました。

2 )社会人1年目を終えて感じたことを教えてください。

私が所属している事業所の仕事は相談支援業務なので利用者、関係機関、企業など多様な立場の方々と話す場面が多く、毎日、緊張しっぱなしの日々でした。しかし、どのような方との面談の時でも必ず、横に先輩がいらっしゃいましたので、自分が話をする際も、危ないときにはフォローをしていただけたので、安心感がありました。

3 )2年目はいかがでしたか。

社会人2年目、自信がついてきた時、新型コロナウイルスの感染拡大という事態が起こりました。今まで通りの業務が出来なくて、やるせない気持ちが続きました。ある程度、拡大が収まってきた6、7月頃にようやく、利用者の方と面談が出来て、やりがいを久しぶりに感じた記憶があります。もうすぐ、3年目になりますが、1人で取り組むことも増えてきて、この仕事の難しさを感じてきました。利用者の方の思いと私の思いとの違いを感じ、いろいろと葛藤することが増えました。「人の幸せとは何か」について悩む毎日です。

4 )今後の目標(やりたいこと)はどんなことですか。

実は、ずっと「後輩に仕事を教えられたらいいな」と思いながら仕事をしていまして、私の事業所はベテランの方が多く、仕事のアドバイスなどが上手で、私もこんな風に後輩に教えられたらなと思っていました。そんな私でも、今や、大学から来られる実習生の方に教えるまでになりました。後輩ができたら利用者や関係機関、企業などの面談に同席した時に何を大事にしながら話を伺っているのか等、その時に見本になれるように、これからも日々の業務を頑張っていきたいと思います。

5 )学生の時に学んで(経験して)よかったことはありますか。もしくは学んでおいた方がよかったと思うことはありますか。

私は大学3回生の頃から福祉の現場を知っておこうと思い、放課後デイサービスでアルバイトしていました。障害のある方を初めて支援するので、間違いがあってはいけないと思い、働く前に発達障害の特性等を勉強してから対応に臨みました。しかし、実際、子どもたちと関わると勉強していた通りにならないことがほとんどで驚かされることばかりでした。それでも子どもたちと関わる中で子どもや保護者に感謝されることもあり、嬉しかったこともたくさんありました。始めは単に勉強と思って始めたアルバイトでしたが、実際に現場に触れることであらためて、福祉の道へ進もうと強く思うまでに意志が固まりました。 皆さんも、もし、福祉の方向で考えているのでしたら、アルバイトでもボランティアでもいいので、興味のある分野の方とどんどん関り、現場の雰囲気を知っておくと良いと思います。

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